公務員試験合格を目指して勉強を行っている皆さん、一度はこのようなことを考えたことはありませんか?
「おれ勉強頑張ってるけど、大学そんなにいい大学じゃないし、学歴フィルターってあるのかな・・・」
今回は公務員試験における学歴フィルターについて、解説します。
関連:【決定版】試験勉強とバイトを両立して効率的に稼ぐ方法|時給2000円超え
県庁、市役所、国家一般職は学歴フィルターなし!
結論から申しあげますと、県庁、市役所、国家一般職には学歴フィルターはありません。
採用説明会に行き、人事の方に質問しても学歴フィルターはない旨を明確に回答いただけます。また、実際に採用実績のある大学名を確認していくとわかるのですが、国立系の大学から、私学まで幅広い大学生を採用していることがわかるかと思います。よって、学歴フィルターはこれらの試験種にはないと思ってよいでしょう。
・・・ただし!例えば試験の点数が同等で、面接の結果も大体同じくらい、どちらの学生を採用しようかな。と人事が迷った場合は学歴が考慮されると思われます。
この子とこの子は試験の点数も面接の結果も同じだなぁ、どちらを採用してもいいけど枠があと一つしかないから学歴の高いこちらの子を採用しようか。という考えになってしまうことはやむを得ないといえます。学歴が高いということは、高校時代に受験勉強を頑張った成果であり、勤勉な証ですからね。しょうがないです。
国家総合職は学歴フィルターがあるかもしれない
一方、国家総合職に限っては、学歴フィルターが「おそらくある」と思ってよいでしょう。明確に学歴フィルターを設けている旨は、当然人事は言及しないのですが、採用実績を見ればわかる通り、国立系の大学もしくは早稲田慶応レベルの大学生しか最終内定を頂けていないことがわかります。
これは、これらの大学に在住している大学生が「そもそも優秀」なことも関係しているかもしれないのですが、実績として例えばいわゆるFランクの大学生などは採用実績が見て取れないことから、筆者は学歴フィルターがあるのではないかなぁ・・・と考えています。
最後に
本ページは、地方上級試験合格を目標にしたサイトであるため、地方上級試験(県庁)を受験される方が主に参照されているかと思います。県庁を受験される方はご説明しました通り学歴フィルターはありませんので、安心してください。
ただし、学歴フィルターではないのですが県庁の場合「地元の県の大学」出身者や、「地元出身の方」がどうやら有利なようです。(面接で、なぜうちの県に就職したいの?という質問に明確に回答しやすいことが原因であると考えます。)よって地元の大学ではない。もしくは地元とは違う県の県庁に就職したいと考えている場合は面接対策をしっかりと行うことを推奨します