地方上級公務員試験の「判断推理」科目について、勉強法を解説していきます。
- 判断推理は、地方上級試験では6問出題
- 2016年度は判断推理系の「図形」と併せて9問出題された
- 問題のレベルは国家総合職よりも難しい。応用レベルの理解が必要
- 判断推理とは「条件を整理して、そこから言える事を推理する」科目である
- 過去問は、すぐに回答を見てはだめ!じっくり考えること
- 本試験で過去問と全く同じ問題は「100%出ない!」思考力を鍛えることが大切
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目次
地方上級試験では、6問程度出題される。
地方上級試験を受験する際に、判断推理という科目は例年6問程度出題されています。
こちらの記事で紹介しました、判断推理と同様かなり多数の問題が出題されますので、必ず対策を行う必要がある科目です。
さらに数的推理、判断推理どちらにも言えることですが、「図形」という科目が内包されています。
数的推理の「図形」 判断推理の「図形」の二つがあります。
この図形の出題も併せて、2016年度の地方上級公務員試験では数的推理が9問出題されていました。
試験の難易度は国家総合職と同等かそれ以上。かなり難しい問題まで出題される。
試験の難易度としては、地方上級試験の数的推理、判断推理は最高に難易度が高いと思っていただいてよいです。
過去問を購入して、国家総合職レベルの問題(応用問題)まで、最終的にはできるようになっておく必要があると思ってください。
特に数的推理・判断推理は最終合格した受験生は、大体9割近く得点を取っている方が多いです。
基本問題レベルのみの理解では、おそらく地方上級本試験では6割ぐらいしか得点することができないでしょう。
かならず、国家総合職の過去問レベルまで回答できるようにしておいてください。
判断推理とは「推理して、判断する」科目である
判断推理の過去問を購入し、問題を初めて見た方は、きっとこんな反応をされるかと思います。
そう、判断推理は「数学」ではありません。
科目の名前通り、「判断や推理をする科目」であることをまず初めに認識しましょう。
よって、問題を解くときも条件から図等を用いて「整理」し、そこからいえることを「推理・判断」していくという考え方が重要です。
こちらの参考書には、どのように問題の内容を整理し、どのように推理すればよいのかポイントが記載されており大変お勧めです。
初めて過去問を解くときは、すぐに回答を見てはダメ!考える力を身に着けること。
数的推理、判断推理どちらにも言える事ですが、初めて過去問を解くときは、時間を意識する必要はないです。
わからなくてもすぐに回答を見ず、じっくり考えるようにしましょう。
「うーん」と悩むことで、考える力を身に着けることができます。
そもそも、判断推理は、本試験で過去問と全く同じ問題が出題されることは100%ないと言ってよい科目です。
なので、回答を見てしまい、解放を丸暗記しても意味がないのです。
かならずじっくり考えながら「問題を味わう」ように解いていきましょう!
ちなみに筆者は理系卒だったため独学で攻略しましたが、文系の方等で苦手意識を持っている方等は迷わず予備校を検討することをお勧めします。体系的に回答のコツが教えてもらえます。
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2週目は、時間を意識しよう。1問5分が目安!
2周目からは、過去問の間違えた問題のみを解いていきましょう。
1度正解した問題を解く必要はないです。
2週目は時間を意識して問題を解いていくようにしましょう。
本試験では、1問5分ぐらいで問題を解いていく必要があります。
よって、問題演習のタイミングでも、1問5分で問題を解くことを意識していくとよいでしょう。
12月までに過去問の1週目が完了しているのが最低ライン
こちらの記事でも解説しましたが、12月までに、過去問の1週目を終わらせるようにして下さい。
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