地方上級試験に合格するために、いつまでに何を勉強すれば良いのか、大まかなマイルストーンを解説します。
私の合格までに取り組んだ実績をベースにしています。学習計画を立てるヒントとして活用ください。
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目次
地方上級試験合格に向けて、直前期にやるべきこと。
4月から6月は、地方上級公務員試験においては、いわゆる試験直前期と呼ばれる時期です。
この時期は、大きく以下の3点を行う必要があります。
試験直前でやるべきこと
- 教養試験の「社会科学」「時事問題」に取り組む
- 苦手科目やまだ覚えていない部分を復習。試験に向けた最終調整を行う。
- 他の試験種(特別区、国家総合職、国家一般職等)を併願する場合は、出願する。
- 教養論文対策を始める。
専門試験の復習として、「社会科学」の学習を行う
このサイトでは、今まで社会科学を勉強するように記載しておりませんでした。
教養試験科目において、社会科学は5~6問程度出題があり、非常にウエイトが高い科目になります。
しかし、社会科学は、専門試験対策を実施していればほぼ復習として取り組むことができます。
実際に過去問を解いていただければわかりますが、びっくりするほど出来てしまうでしょう。
よって、この時期に復習として、社会科学の勉強を行うことを推奨します。
「時事問題」は覚えてしまえば即得点源になるコスパのよい科目
時事問題については「社会でこんな出来事があった」ということを単純に覚えていく科目になります。
よって、単純に丸暗記してしまえば即、得点源になる科目であり、非常にコスパがよいです。
この時期になると、時事をまとめた以下のような参考書が出版されてきます。これらの参考書を用いて時事をひたすら覚えていきましょう。
教養論文試験対策について
教養論文試験について、地方上級試験では主に二次試験にて実施されると思います。
二次試験は7月の末頃になるでしょう。この時期から少しずつ対策を行っておく必要があります。
※国家一般職を併願する場合は、本試験がある6月末に論文試験も併せて行われますので、その場合は6月末までに対策を完了しておくようにしてください。
教養論文試験対策については、こちらの記事でご説明します。
(参考)筆者がこの時期に取り組んだこと
この時期に取り組むべきことは人によるかと思いますが、参考として筆者が取り組んだ内容を最後紹介します。
◆教養試験対策
- 数的推理、推理判断、図形→過去問内の応用問題のみを総ざらい
- 社会科学→専門試験の復習も兼ねて勉強開始
- 時事問題→勉強開始
- 科学/生物/地学→過去問の間違えていた部分を解きなおし
- 日本史/世界史/地理→特に対策なし
- 憲法/行政法→過去問の間違えていた部分を解きなおし
- 民法→特に対策なし
- ミクロ経済学、マクロ経済学、財政学→参考書を一通り総ざらい
- 政治学、社会学、行政学→暗記が定着していなかった為、総復習
- 国際関係→重要なところだけ暗記
試験勉強もあと3か月!頑張ってください。