地方上級試験に合格するために、いつまでに何を勉強すれば良いのか、大まかなマイルストーンを解説します。
ちなみに本記事は、こちらの記事の後編になります。
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地方上級試験合格に向けて、3月までにやるべきこと。
1月から3月までの間に、以下の科目に対して学習を行うとよいでしょう。
前回12月までに勉強すべきことを解説した記事でご説明した通り、各科目によって「一部の章の勉強を省略してもよい科目」や「基本レベルの問題を理解しておけばよい科目」「応用問題まで含め回答できるようになっておく必要がある科目」など勉強の力の入れ方に差をつけることができます。
それぞれの科目をどこまで理解すればよいかは、各科目の名前をクリックしていただければ個別に解説しているページに飛ぶことができますので、参考にしてみてくださいね!
3月までに勉強すべき科目
これら科目に対して勉強を行う必要がありますが、日本史や世界史は3問出題されるから勉強するのはわかるけど、生物や物理についてはそれほど出題されないですよね。
本当に勉強に取り組む必要があるのか!?と疑問に思われる方がいるかと思います。
生物や物理などあまり出題されない科目も数的推理等、主要科目が本番で回答できない場合の保険として取り組む
筆者の考えとしては、本番で数的推理や推理判断が回答できなかった場合に備え、対策をしておくべきと考えています。
例えば推理判断や数的推理、図形については、過去問と全く同じ問題が本番で出題されることは100%無いです。
よって、どれだけ勉強を行い対策をしたとしても、わからないものはわからない!と言うような問題が本番で出る可能性が十分にあります。
逆に生物や物理化学といった出題数が少ない問題はひねりのない、過去問を踏襲したものが出題される可能性が高いことから、保険として物理、科学、生物といった、あまり問題数が出題されない科目も対策しておくことが必要なのです。
とはいえ優先度は低い。これらの出題数が少ない科目は、まず勉強し、どうしても無理な場合は捨てることを検討すべし
とはいっても、やはり優先度が高いのは本番で出題数が多い科目になります。よってある程度勉強してみて
例えば文系の方で数学はどうしても無理だ。
時間が掛かるしコスパが悪いよ。
などを感じた場合は、捨て科目とするという判断も可です。
「最初から勉強しない」という姿勢で臨んでしまうのはもったいないので、とりあえず取り組んでみて、どうしても無理だな・・・と思ったら捨ててしまいましょう。
例えば、物理、数学は捨てるなど、本試験の2点分ぐらいなら捨ててもよいのではないかと思います。
ただし、日本史、世界史、地理は必ず取り組むこと。配点が多く文系理系を問わず簡単な問題が多い
日本史、世界史、地理については、文系理系を問わず必ず試験で得点ができるようにしておきましょう。
なぜなら日本史と世界史は地方上級試験では3点づつ出題され、かなりウエイトが高い科目になります。
また地理については、おそらく高校で学習した方すら少ない科目かと思うのですが、その分試験問題も簡単で、文系理系問わず得点源にできます。
さらに、日本史、世界史、地理については暗記科目的な側面が強く、覚えてしまえば本番でも安定して得点源にすることができる科目であり、これらの科目が自信をもって回答できると、本試験でかなり精神的に楽になります。
ぜひ、日本史世界史地理は得点源にできるように勉強してください。
専門試験の解説は以下の記事で解説しています。