地方上級試験に合格するために、いつまでに何を勉強すれば良いのか、大まかなマイルストーンを解説します。
目次
地方上級試験合格に向けて、12月末までにやるべきこと。
まずは、公務員試験の勉強を始めてから、12月までに取り組むべき科目についてご紹介します。
12月までに以下の科目を学習し、一通り理解できるようにしておきましょう。
各科目をどの程度理解しておくべきかはそれぞれ科目により異なります。
例えば「勉強を省略してもよい場所がある科目」や、「すべての基本レベルの問題を完璧に理解しておくべき科目」「応用レベルの問題まで含めて必ずできるようになっておく必要がある科目」など様々です。
それぞれの科目をどこまで理解すればよいのかは、科目の名前をクリックしていただければ個別に解説しているページに飛ぶことができますので、参考にしてみてくださいね!
12月までに、これらの科目について一通り勉強が完了していればかなり良いペースです!
年明け以降に模試などを受験される方もいるかと思いますが、かなり上位にランクインできるのではないかと思います。
逆にこれらの科目が12月までに一通り学習できなそうな方や、苦手な科目があって進捗が芳しくない方は、こちらのページでご紹介しています予備校に「数か月だけ入学し巻き返しを図る」ことをお勧めします
なぜ、12月までにこれらの科目に取り組んでおく必要があるのか
上記でご紹介しました科目は、大きく以下の特徴がある項目です。
特徴1:暗記量が多く「長期間かけてコツコツやる必要がある科目」
特徴2:何度も問題を解いて「考え方に慣れる必要がある科目」
※労働法と刑法は除く。
よって、これらの時間がかかかる科目を12月までに学習しておき本試験でもある程度戦えるようなレベルまで仕上げておくことがベストであると筆者は考えます。
複数の公務員試験攻略サイトをご覧になられてる方については、この勉強すべき項目を見て、このように感じた方がいるかもせれません。
地方上級試験における民法はコスパ最悪!よって民法に力を入れずに労働法、刑法に力を入れることで対応するのがベター
詳しくは下記の民法に関する記事で解説しますが、地方上級試験は民法の出題数が他の試験種に比べて少なく、問題もレベルの高いものが出題される傾向にあります。
よって、地方上級試験が第一志望の方にとっては民法という科目は非常にコストパフォーマンスが悪い科目になっています。
地方上級公務員を第一志望とする方は、民法の勉強は程々にしておくのがベター。代替えとして他の受験生がそれほど力を入れていない、労働法や刑法でカバーしていく事をお勧めします。
民法とは逆に労働法、刑法は問題の難易度がかなり簡単に設定されており、かつ勉強範囲が狭く安定した得点が可能です。また他の受験生があまり対策を行ってこない科目でもあることから他の受験生に差をつけることも可能です。
具体的には、こちらのページで解説していますので、是非合わせて読んでみてくださいね。
12月までに何時間ぐらい勉強すればよいか
筆者の実績として「毎月150時間×6ヶ月=900時間」ほど勉強すれば、これらの科目を一通り理解する事ができるようになりました。
つまり、7月から始めた場合「平均して1日5時間程度の勉強時間を確保」できるようにする事をオススメします。
1日5時間はつらいな~。という方は、可能であれば勉強を開始する時期を早めることで対応しましょう。
例えば4月から勉強を開始した場合は、12月まで9か月間の学習期間を確保できますので、月100時間勉強すればよいことになります。1日あたり3.5時間の勉強時間を確保すればよいわけですね。
現在大学3年生などで、まだ勉強開始時期を柔軟に調整できる方はできるだけ試験勉強は早めに開始することをお勧めします。
そして12月までに900時間程度の勉強を行い、ご紹介した科目が理解できるようにしておいてくださいね!
12月以降の勉強スケジュールについて
12月以降の予定はこれらのページでご紹介しています。今後の予定についても興味がある方はぜひこれらのページも読んでみてくださいね。