こちらの記事は、【地方上級試験の学習スケジュール(12月~3月)教養試験】の後編です。
前回のおさらいですが、12月から3月にかけて勉強すべき科目は以下の通りです。
3月までに勉強すべき科目
と思われる方が多いかと思います。。。
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目次
財政学、政治学、行政学、社会学は超簡単、勉強すればすぐに得点源になる
これらの試験科目は、12月までに勉強すべき科目で紹介した憲法、民法、行政法に比べて、圧倒的に覚えるべき内容が少ないです。
また試験本番でも基本問題ばかり出題され、対策しておけば安定した得点源になる科目です。
憲法、民法、行政法、ミクロマクロ経済学は受験生の多くがしっかり対策してくる科目であるからか、地方上級試験では、本試験での問題の難易度が非常に高い特徴があります。
財政学、政治学、行政学、社会学をしっかりと対策していることで、本番で撃沈する可能性が大きく減少します。
財政学はミクロ経済学、マクロ経済学と半分以上内容が重複している。
財政学の参考書を読んでいただければわかると思うのですが、ミクロ経済学、マクロ経済学をしっかりと対策していれば、参考書の問題の半分はまったく勉強しなくても解くことができます。
つまり、ミクロ経済学、マクロ経済学の復習としても財政学は勉強するメリットがあります。
政治学、社会学、行政学は、人物と主要な論理を20人分程度覚えれば対策完了である
政治学、社会学、行政学の特徴としては、以下のような内容を覚える学問であることです。
例
- フリードリッヒという学者は、内在的責任論を論じた。この内容は〇〇××だ
- デュルケムという学者は、社会学主義で、これは〇〇だ
というように、「人」と「論じた内容」「その内容はこうだ!」を組み合わせて覚える科目です。
これを、3科目併せて20人ぐらい覚えてしまいえば、ほぼ対策完了です。
※ほかにも、アメリカとイギリスの議会の違いなどもありますが、人物系の暗記以外のものは理解しやすくさらに簡単です。
なお、国際関係や、社会政策は余裕があれば、直前に対策すればよい
と、考えられている方は素晴らしいですね。
まとめ
実は筆者は、国際関係、社会政策は対策を行いませんでした。
理由ですが、単純に手が回らなかっただけです、もし余裕があるならやっておくに越したことはないと言えます。
このタイミングでは、皆さん覚えることがたくさんあり、正直言って余裕がない方がほとんどだと思います。
よって、あえて対策するなら直前期、4月、5月、6月になるのかなと思います。
少し短いですが、専門試験の解説を終わります。次回は、4月〜6月つまり直前期にやるべきことを解説します。