公務員試験を受験する際に、自分が住んでいる自治体以外にもほかの自治体も併願したいですよね。
例えば、今静岡県に住んでいるけど、静岡県庁と東京都の特別区を併願受験したいなどです。
併願先はたくさんあったほうがいですからね。でもこの場合、特別区受験は不利になるのでしょうか?
解説していきたいと思います。
結論:不利ではないが面接で動機は確認される
まず、1次試験である筆記試験。これには出身地は全く関係ありません。
純粋に合格点以上の得点ができていれば、次の面接試験に進めることができますので、安心して試験を受けましょう。
問題になるのは次の面接試験です。
こちらも、他の県から受験したからと言って、評価がマイナスからスタートするといったことはありませんのでご安心ください。
ただし、面接官の立場に立てば当たり前の事かと思うのですが「なぜうちの県を受験したの?」というところは詳しく質問してみたくなるものです。
本音を言ってしまえば「選択肢を増やしたくて併願受験をした」などになってしまうのですが、それをそのまま面接で話してしまうのは当然NGなので、「面接官が納得できるような理由」を考えておく必要があります。
併願先の自治体に行きたい明確な動機を準備しておくことが必要
なぜその自治体に行きたいのか?
その自治体でどんなふうに活躍していきたいのか?
なぜ地元の自治体ではないのか?
といったことを明確にしていきましょう。
例えば、過去に〇県に旅行に行ったときにとても良いところだと思い、将来は〇県で生活をして、〇県に貢献していきたいと思った。などの、面接官が納得するような動機(建前)を考えておきましょう。