公務員試験の面接対策を行う際に、想定質問対策をするかと思います。
今回はその想定質問のうち「学生と社会人の違いって何だと思いますか??」という人事の質問に対してどのように回答するべきかを解説していきたいと思います。
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目次
学生と社会人の一番の違いはこれ
まずは、学生と社会人で明確に違うところがあるかと思いますので、そこを明らかにしましょう。
学生=お金を自分が払って大学に行く
社会人=お金をもらってサービスを提供する
つまり、学生は「お客様」であり、社会人は「サービスを提供する側」となります。
アルバイトと正社員の違いはこれ
皆さんがやっているアルバイトという仕事は、基本的に「レジを打ってください」「品出しをしてください」「掃除をしてください」などやることがあらかじめ決まっているかと思います。いわゆるルーチンワークであり、自分で新たな仕事を生み出しているわけではないですよね。
しかし社会人になると、「漠然とした課題が与えられそれに対してどのように解決していくか」を考えていく事が仕事になります。
例えば、あなたが公務員になり地域の活性化を図る仕事を担当することになった場合「これからIoTを利用して住民の方に便利なサービスを提供したいが、何を提供すればよいか考えてくれ!」等というお題が与えられ、これに対する「解決案を自分で考え、自分で行動する」ことが求められてきます。
つまり「ぼくは今日どんな仕事をすればいいんですかー!?」と口を開けて待っているだけではだめ!そんな人を人事は採用したいとは思わないということです。
これが、アルバイトと社外人の仕事の違いです。
「社会人と学生の違いは何ですか?」に対する回答例
よって、以下の回答を用意できるでしょう。参考にしてくださいね。
1.「大学生と社会人の違いは何だと思う?」まずはこう答える。
社会人と学生の違いですが、学生は大学にお金を払って授業を受けている、いわゆるお客様の立場だと考えます。次に社会人ですが、こちらは我々がサービスを提供する市民や県民の皆様からお金を頂く立場になるため、サービスをお客様に提供する立場になります。この違いは最も明確に異なる点だと考えます。
2.「でもアルバイトしてるよね?アルバイトと社会人はどう違うと思う?」と聞かれたらこう返す。
アルバイトの場合、基本的に自身が担当するのはルーチンワークでありある程度業務内容が決まっていると思います。社会人の場合もルーチンワークはあると思うのですが、基本的には新しい漠然とした課題に対して、解決案を検討して実行のプロセスに落としていくのが仕事であると考えます。例えば私は県庁に入庁できた場合、地域振興課に行きたいと考えていますが、そこでは「今後Iotを使って県民に便利なサービスを提供するためにはどうすればよいか」等の漠然とした課題を自ら考え、自ら実行していく必要があると考えます。よって、学生の時のようにルーチンワークのみをこなすのではなく、これらの業務の課題を積極的に吸い上げ、解決していく意識をもって行動してきたいと考えます。