就職活動でグループディスカッションに進んだ場合、ディスカッションが始まる前に自己紹介の時間帯があるかと思います。
この時にどのような自己紹介をすればよいか、皆さん迷ったことはありませんか?アイスブレイク的に、大学の友達と仲良くなれるようなフランクな会話をすればよいのか。それともきっちりとした挨拶をすればよいのか。
結論から申しあげると、「人事に見られている時は」フランクな会話は筆者は推奨しません。
今回はその理由と、どのような自己紹介をすればよいのかを解説していきます。
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目次
GDが始まる前のアイスブレイクの段階から、人事は評価を始めていると考えたほうが良い
グループディスカッションとは、5人~8人ぐらいのグループで与えられたお題を考え回答を出し発表するという形式で、選考を行うものです。
よって、ディスカッションのテーマについて具体的に話し合いを始める前にお互いの自己紹介などを行うのが通例です。
この自己紹介を行うタイミングがいつになるかによって、「フランクに自己紹介をしてよい場合」と「面接の一環としてまじめな自己紹介をしたほうがいい場合」に分かれると考えます。
↓フランクに自己紹介をしてもよい場合
例えば会場に30分早く来てしまった。開始まではまだ時間があるが、メンバーは揃っているような場合はフランクにお互いの自己紹介をしてもよい場合と解釈できます。
なぜなら、まだ試験時間になっていない為、面接官は我々の事を見ていないからです。このタイミングで「会が始まる前にお互い自己紹介でもしておきましょうか」という流れになったら、フランクに雑談でもはさみながら自己紹介をしておきましょう。目的はディスカッションに参加するメンバと打ち解けて話がしやすい雰囲気を作るためです。
↓面接の一環として自己紹介をする場合
試験時間になり、面接官が会場の前にたち「今からGDを始めます。テーマはこれです。GDに移る前に一人2分ほどでお互いに自己紹介をお願いします。」等と言われた場合は、自己紹介も面接の一環として解釈したほうが良いです。この場合はフランクに自己紹介をすべきではなく、真面目な自己紹介をしておきましょう。自己紹介の中身も、面接官は評価の一環としてみていると考えるべきだからです。よってこのタイミングでの自己紹介の目的は、面接官に好印象を与えるためになります。
自己紹介の中身はどのようなものがよいのか
まず、フランクな自己紹介の場合ですが、これは好きなことを話してください。
別に評価されているわけではありませんし、周りのメンバーと打ち解けるための自己紹介なのですから、その場の雰囲気で適当に話していればOKです。
次に、真面目に自己紹介をしなければいけない場合についてですか、以下のような内容を簡潔に述べるとよいでしょう。
- 名前
- 出身大学と学部
- 大学での研究内容
- この会社のGDに参加した理由
- 今日の意気込み
まとめると、人事が見ているときは常に評価されている意識を持つことが大事
人事が自分たちの事を見ているときは、例え自由に話していいですよと言われたとしても、それは評価の一環として観察されているという上での自由になります。
よって、大学のキャンパスで話しているようなフランクな会話は避け、落ち着いたビジネスマンを意識した話し方を心がけることが大事です。ざっくりいうと「粗を出さないようにいい子にしている」のが一番でしょう。
変なところで印象を悪くしないように人事の視線に気を配っていく事が大切だと筆者は考えます。