公務員の採用試験を受験する際に、複数の県庁や市役所の説明会に行くかと思います。また併願として民間企業の説明会にも参加されるかと思います。これらの会社説明会でどのような内容を注意して確認してくべきなのでしょうか?
漠然と参加するだけではせっかくの時間がもったいないですよね。公務員試験の勉強をしたほうがましになってしまいます。よって、会社説明会で注意して聞いてくるべきポイントをまとめて紹介します。
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目次
第一に「どんな仕事ができるか」「その中で、自分はどんな仕事がしたいか」
まず絶対に確認しなければいけないのは、説明会に参加した県庁、市役所、会社ではどのような仕事ができそうかです。様々な仕事ができると思うのですが、人事の方がポイントを説明してくれるかと思います。その中で、自分はどのような仕事をしたいのかを説明会の中で明確にしておくようにしましょう。
会社説明会の中で自分がどんな仕事をしたいのか明確にしておかなければ、面接で志望動機を確認された際に特にいうことが無くなってしまいますよね?この仕事がしたいからここに行きたいのです!と明確に言えるようにしておく必要があります。
それに、この仕事がしたい!と説明会に行って思えないような会社や役所に就職してもその後幸せになれるとは思えませんしね。面接対策だけでなく、本当に行きたい会社を見極めるという意味でも「どんな仕事ができるのか」「その中で自分はどんな仕事に取り組んでいきたいのか」は明確に確認してくようにしましょう。
もし、人事の方の説明だけで理解できない部分があったら、説明会が終わったタイミングなどで積極的に質問をしてくることをお勧めします。
中で働いている先輩社員の雰囲気を確認してくる。
次に重要なのが、人事の方と一緒に登場する「いわゆる先輩社員」の雰囲気です。どのようなところを見てくるべきかですが、筆者は次のようなところを確認してくることをオススメします。
- 目の下にクマがないか、仕事に疲れた雰囲気が出ていないか
- 自分とキャラが合いそうか
人事の方が説明会で「うちは残業は少ないです。多くとも国が定める月36時間のルールは守っています」と言っていたとしても、登場した先輩社員の目の下にクマがあったり、疲れた表情をしていたら、少し心配したほうが良いかもしれませんね。座談会のようなものがあったらさりげなく「お仕事忙しいんですか?」と聞いてみるのもありかと思います。
次に、自分とキャラが合いそうかについてですが、会社や役所には中で働いている人間のキャラが割と合ったりします。いざ就職してみるとわかるのですが、なんとなく共通して同じ雰囲気を持っている人が多かったりするものなのです。例えば、なんとなくみんな真面目な人だったり、なんとなくみんな元気な雰囲気の人が多かったり等、会社の色というものがあります。先輩社員のキャラを確認してくることで、自分はこの会社の雰囲気に合いそうかどうかを判断する一つの材料にすることができます。
可能であれば、説明会の中で志望動機と5年後にどんな人間になっておきたいかを考えておけるとよい
皆さんは時間がないわけですから、説明会の中で志望動機と、自分はこの会社で5年後どんな人材になっておきたいのかぐらいを明確化しておき、履歴書に書く文言レベルで明確化しておくことをお勧めします。時間の短縮にもなりますし、いざ履歴書に書くレベルで志望動機を考えてみると、わからないことが出てくるものです。説明会の最中であればまだ人事に質問ができるわけですから、一石二鳥ですよね。ぜひ実践してみてください。