地方上級公務員試験の「現代文」科目について、勉強法を解説していきます。
- 本試験では3問出題
- 1問間違えまでOK。できなければ不合格!
- 「要旨把握」「内容把握」が出題される
- 過去問は「空き時間に」本試験までに2周する
目次
本試験では、3問出題される
地方上級試験の現代文は、例年3問出題されます。
なお、大事なことなので最初に申し上げますが、現代文、合格するためには満点取ることを目標にしてください。
筆者も含め、合格した周りの受験生はみな、基本的に満点。少なくとも1問間違えにとどめています。
得点できなければ他の受験生と差が付き「落ちる」と思ってよいです。必ずできるようになってください。
現代文の問題は以下の3つに大別される
■内容把握
「本文の内容と選択肢が一致しているものは何か」を答える問題。
「本文の内容に合致しているのは次のうちどれか」は何かという問題が来た場合は内容把握の問題になります。
選択肢の中に、本文の内容と同じものがあり、それはどれかを探すことになります。
■要旨把握
「本文で論じている結論は何か」を答える問題。
結論は何かを考えなければならず、論理展開を理解できなければ回答できません。
■空欄補充
文中に空欄があり、それを埋めるタイプの問題です。
■文書整理
文書がバラバラになっていて、それを順番通りに並び替える問題です。
地方上級では「要旨把握」「内容把握」出題がほとんど
地方上級試験は、「要旨把握」「内容把握」のみが出題されると思ってよいです。
よって過去問を購入し、「要旨把握」「内容把握」の問題を特に重点的に理解していく必要があります。
得点するためのポイント
以下の3つのポイントを、過去問を解くときに意識しましょう。
ポイント1:本文の重要な部分がどこかを考える。
→筆者の意見主張が文中のどこにあるのかを見つけるようにしてください。
ポイント2:誤っている選択肢を消去していく力
→選択肢の中で、間違っている選択肢を消去してく力をつけましょう。
ポイント3:自身の考えを回答に持ち込まない
→一般的な考えとしては正解だが、本文では言及していないので×というひっかけに引っかかってしまいます。
→あくまで、文の中で言っていることだけを意識して問題を解くようにしましょう。
過去問演習は空き時間に。本試験までに2周する
現代文は、何月ごろから初めて何月までにできるようにする。ということは特に言及しないことにしています。
勉強をしていると「疲れた」や「気分を変えたい」場合が出てくることがあると思います。
そのようなタイミングで通年で取り組んでいくことをお勧めします。
こちらの参考書を少しずつ取り組み、本試験までに過去問を2週すれば、本番でも満点が取れるようになると思います。
2,3日に1回、少しづつ継続して取り組んでいくのがよい科目ですので、コツコツ取り組んでいきましょう。