地方上級公務員試験の「財政学」について、勉強法を解説していきます。
- 財政学は3~5問程度出題
- ミクロマクロと内容が半分以上重複、覚える量が少なく簡単に得点源にできる。
- ミクロマクロ経済の過去問が終わった年明けから
- 勉強方法は過去問のアウトプットのみでOK
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目次
財政学は3~5問程度出題
地方上級試験における財政学は3~5問出題されます。
- 中部北陸型の場合:3問
- 関東型の場合:5問
- (参考)国家一般:1問
- (参考)特別区:5問
財政学は、社会学、政治学、行政学などの〇〇学と名前が付く科目であり、いわゆる「学系」と受験生の中では言われている科目です。
〇〇学という科目は、暗記中心で暗記量も少ないことから比較的得点源にしやすい科目だといわれていますが
特に財政学は下記の理由から、すべての受験生が必ず対策をすべき科目であると断言できます。
ミクロ経済、マクロ経済と内容が半分以上重複している為、覚える量が少なく、簡単に得点源にできる科目。
財政学の問題集を購入していただければわかると思うのですが、問題集の厚さが、かなり薄い印象を受けると思います。
さらに、問題集の中身を見てみると、市場の失敗、IS-LM、乗数効果、国際マクロ経済などの内容が掲載されており、これはミクロ経済学、マクロ経済学と完全に内容が重複しています。
よって、これらの科目を除いていくと、新たに勉強すべき範囲は大体過去問の半分ぐらいしかないことがわかります。
ただでさえ、薄い問題集の、さらに半分だけ勉強すれば試験対策が完了してしまう財政学という学問はかなりお得!
ぜひ、対策することで得点できるようになってください。
対策開始時期はミクロ、マクロ経済学の過去問1週目が終わったら取り組む。年明けから取り組めばOK。
試験対策は、ミクロ、マクロの復習も兼ねているため、ミクロマクロの過去問1週目が終わった後に取り組むようにしてください。
内容としては、ミクロマクロの復習ではない、新たに財政学として勉強する部分については、暗記が中心になります。
本番でも計算問題としてはあまり出題されないため、計算が苦手でミクロ経済の対策にうんざりしていたような方でも、比較的簡単に得点源にすることができるようになります。
息抜き程度に勉強に取り組んでしまえば、出来るようになりますので、気楽に取り組みましょう。
勉強方法は過去問アウトプットのみでOK
勉強方法としては、暗記中心もしくは、ミクロマクロの復習であるため
いきなり過去問を解き始めてしまってよいです。
以下の過去問がオススメになります。
地方上級では、「国の予算」「地方財政」の章が頻出
財政学は、過去問から比較的満遍なく試験に出題されている傾向にありますが
しいて言うならば、「国の予算」「地方財政」の科目は、地方上級試験では割と頻出傾向にあるようです。
特に地方財政の制度は、地方公務員の業務に直結する内容であるため
出題者が出題しやすいのではないかと思われます。
満遍なく対策する必要がありますが、特に「国の予算」「地方財政」については、必ずできるようにしておきましょう。
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